2025-09-21 日曜日
JARL東京都支部は今年も、東京学芸大学小金井キャンパスを会場にした青少年のための科学の祭典東京大会 in 小金井に青少年科学対策委員会が支援メンバーを得て参加いたしました。

このイベントには多摩科学技術高等学校の1年生が授業の一環として各ブースにボランティアとして配置されます。今年は午前中4名、午後4名の合計8名の高校生にお手伝いいただきました。
参加したボランティアの高校生たちは、準備時間中に支部オリジナルの 地デジ受信用アンテナ のレクチャーを支部役員から受けながら製作してもらいます。その経験を踏まえて、今度は彼らが来場したお子さんにレクチャーして製作させるというかたちをこのイベントではとっています。
午前中の参加者(製作した子ども)は15名、午後は23名の合計38名が高校生8名による指導でアンテナ工作を行いました。準備時間中に高校生たちも製作しているので、計46本の 地デジ受信用アンテナが今年は製作されました。製作が終わって、最終確認としてTVが映れば完成となります。今年は担当した高校生たちの教え方もよくて、最終確認時に子どもたちが製作した地デジ受信アンテナの手直しを支部役員がすること無く、製作成功率100%を達成しました。アンテナをTVのコネクタに繋ぐ前は「絶対映らないよ」と半信半疑のお子さんの顔がアンテナを繋ぎ、TVが映ったときの笑顔は素晴らしかったです。
子どもたちの製作に対して講師役となった今年の高校生たちは自主的にブース体験をしてもらえるように入り口に立って声掛けをしてくれたり、体験者の子どもの作業中にその反応で良いことがあった際には即座に褒めてと、場を楽しく過ごせるように気遣っていたりと素晴らしい生徒たちでした。
これまでこのようなイベントで550本以上制作しておりますが再現性が高いアンテナです。
八木・宇田アンテナ、昨今はTVがCATVや共同アンテナなどで見かけなくなりこのアンテナの名前も日本の発明品であることも知らない方も多くなってきました。 アンテナの説明を一緒に来ているご両親にすると、そこでは驚きとともに感動をしていただけました。
注:本年度から主催者によるルール変更で参加者の写真撮影ができませんでしたのでスタッフのみの写真となります。
なお、隣りの教室では、当支部 監査指導委員会役員も多く在籍する、
総務省の電波適正利用推進員協議会 (東京都)が出展して、白石監査指導委員長を含めた数名の監査指導委員が他の電波適正利用推進員のかたがたと一緒に、電子ブロックを利用したワイヤレスマイクを作って遊ぶ体験を行っていました。