東京10オンエアー月間 (ご報告)

2025年度も「東京10オンエアー月間」へ多くの登録クラブの参加をありがとうございました。
10月が過ぎ、本年度の当イベントが終了しました。
担当から報告が逐次広報ホームページ担当へ送られてきていますので、公開します。

1 東京10オンエアー月間とは
東京都の都道府県番号「10」にちなみ、10月を東京都支部登録クラブのPR月間として、JARL東京都支部が登録クラブに呼びかけ、2019年度より本企画を実施しています。10月中の各登録クラブの活動内容に応じて、共通デザインのQSLカードを東京都支部で作成し、参加を希望されたクラブへ提供しています。

2 共通QSLカード
(共通QSLカードデザインの掲載は、各クラブへの発送完了後に行います)
ー QSLカードの画像の公開は しばらくお待ちください ー
2025年度のデザインは、昨年に続きハムフェア会場の有明Gym-Exをモチーフとしました。
同会場では、2020東京オリンピックでは体操競技が、パラリンピックではボッチャが行われました。
左上にはJARL東京都支部50周年記念ロゴ、右上には日本のハム100周年・JARL100周年記念ロゴを配置しています。
「東京都:東京2020・1964オリンピック・パラリンピック開催都市」という文言は、担当者が在籍中に東京オリンピック・パラリンピック組織委員会ブランド管理部門へ確認し、事実記載として使用可能であることを確認済みです。
データ面は白紙とし、クラブ名・クラブコールなどの表記内容は各登録クラブにお任せしました。
この、共通QSLカードの作製(台紙印刷)にあたっては、各支部イベント等でもおなじみの株式会社サンケイ広伸社(A4マニアックス)様にご協力をいただきました。

3 2025年度実績
2025年度の「東京10オンエアー月間」には、例年同様、多くのクラブにご参加いただき、東京都内各クラブの活発な運用が展開されました。ご協力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。本年度は、昨今の事情に鑑み、QSLカード発行枚数の増加のみを目的とせず、電子版(hQSL)の活用を推進する新たな試みとして実施しました。hQSL発行を希望するクラブには共通デザイン素材を提供し、それぞれの環境で電子QSLを作成・発行していただく方式を採用しました。このため、従来の「紙QSL発行枚数」のみを基準とした年度比較は行っておりません。今後は、紙・電子双方の特性を生かした柔軟な運用形態を支部としても支援してまいります。

参加クラブとQSLカード発行枚数の推移(20192025
・参加クラブ リスト
(2)必要QSLカード枚数の推移(2019~2025)

上記グラフのとおり、近年は参加クラブ数・発行枚数ともに安定的に推移していますが、2025年度は運用方法の多様化(紙+電子併用)により、数値上のトレンドに変化が見られます。これは新しい試みの成果であり、より柔軟な運用への移行期と位置づけています。
※参加クラブ名は掲載しておりますが、各クラブの発行枚数は公開しておりません。

4 今後について
コロナ禍を経て、東京2020オリンピック・パラリンピック大会を2021年に開催したことは、東京の歴史に刻まれる大きな出来事です。
今後も本イベントを継続し、共通QSLカードを発行することで、19642020両大会の開催都市・東京のレガシーを次世代へ継承していきたいと考えています。

JARL東京都支部
東京10オンエアー月間担当一同