真夏日の国営昭和記念公園で初企画実施
2018年8月11日 (土曜日・山の日)に東京都支部で初企画となった
青少年対象のアンテナ工作会が国営昭和記念公園にて実施されました。
羽村市のハムショップ「フレンズ」と JO1ZSM 「ハムラーズ」、そして東京アマチュア無線ネットワーク(東京ネット)の協力を得て、『MOXONアンテナを作り、そのアンテナを使った簡単な FOX ハンティングしよう』というイベントが開催されました。当日はジュニア2名と保護者のかた1名の参加がありました。始めに JP1KHY 鈴鹿 OM (今回の MOXON アンテナも氏により設計されました)によるアンテナについての講義が晴天の下で行われ、参加者ならびにスタッフ一同、しっかり聴講しました。続く工作はスタッフも加わり、できあがったアンテナを持ちさっそく FOX ハンティングが行われました。
ハンティングされる FOX は2局。「きつねさん」と「たぬきさん」それぞれは、減衰力の高いダミーロードを付けたハンディ機を使用しましたが、さらに電波の飛びを悪くするためにアルミ素材の手提げ袋(保冷バッグ)に入れるという JA1MUY 仙石事務局のアイデアがしっかりと効果を出し、ホイップアンテナではキャッチ出来なくなる電波が MOXON アンテナだと方位がしっかり合えば受けられると、指向性や利得の実験を実感できるものになりました。
今回製作された430MHz用MOXONアンテナの設計図と作成手順のPDFは
こちら を クリック してください。
(JP1KHY 鈴鹿氏より承諾済)
お話を伺ったところ、放射器と反射器の間隔である92mmが大変重要だそうです。
PDF中にある、木型はアップした画像に撮っていないので紹介できませんが、鈴鹿氏が今回専用に作ってくださった物で、エレメントを当てて木型に沿って曲げれば上の画像のように簡単に曲げの寸法が出せる優れものでした。