植村直己生誕80周年記念特別局「8J1NAOMI」閉局

令和5年1月28日、板橋区立教育科学館にて植村直己生誕80周年記念特別局「8J1NAOMI」の閉局式を行いました。

植村冒険館にはアンテナが常設ではないため、同じ区内で青少年活動をされいる 板橋区立教育科学館アマチュア無線クラブ(JK1ZIP)のクラブのシャックをお借りして最終日のPR運用を実施しました。

最終日PR運用の様子(板橋区教育科学館アマチュア無線クラブの皆様)                        写真の提供「フリラjp」様

1年前 リニューアルされた 植村冒険館の展示室から最初の交信を 植村直己 帯広野外学校アマチュア無線クラブ JH8ZGZとの7MHzでの交信を皮切りに、体験運用での交信を含め延べ5,400で幕を閉じました。
後半の運用では板橋区内から植村直己さんをPRするということで、板橋区立教育科学館のメンバ―の有志の方に運用していただきました。運用のご協力に感謝いたします。

植村直己さんの精神である、”ウエムラ・スピリット”: たったひとり、厳しい自然のなかで行動を続けた冒険家・植村直己さん。その生涯をかけて人間の可能性に挑戦し続けました。どのような状況におかれても、人間らしい豊かな心で目標に向かって努力する冒険精神を 皆様にお伝え出来たのではないかと思います。体験局では初めてのアマチュア無線に緊張の面持ちでトライするお子さんが、交信が終わってホッとしてでた笑顔。これも広い意味では子供たちが初めてトライする冒険精神だったのではないかと思います。                           植村冒険館、教育科学館とも青少年育成にかかわる団体ですので最後の交信は 青少年育成の団体であります、ボーイスカウト日本連盟が開設している ボーイスカウト日本連盟創立100周年 8N100S/1 との交信をもって締めくくりました。

本来、最後の交信は 8J1NAOMIの開設にご尽力いたしました 中澤局長の予定でしたが、残念ながら昨年12月にご逝去されました。そのため新たに引き継ぎました私が担当させて頂きました。
最後になりましたが、交信していただきました多くのアマチュア無線家の皆様と運営にご協力頂きました多くの皆様に感謝いたします。 このような世界的な著名人の特別局の運営にかかわらせて頂きまして、本当にうれしい限りです。(JO1LDY黒木重弘)

 

8N100S/1と最後の交信をしている黒木副支部長(JO1LDY)

閉局式終了後の記念写真           写真の提供「フリラjp」様