画像を送受信できるモードも活用しましょう。
殆どのバンドで画像通信は音声通信と同じ周波数で運用が可能です。
(文字通信・FAXなどのデータ通信は別区分です)
D-STAR対応機種同士:DVモードを活用。
殆どの機種はICOMが無償提供している通信ソフト、
RS-MS1A(アンドロイド端末用)またはRS-MS1I(i-phon端末用)を利用します。最新機種では内蔵機能で運用できます。
YAESU C4FM機種同士:DWモードを活用。
対応機種間限定で複数の制約下で活用可能です。
・多くの機種で送信用画像の取得にカメラ付きスピーカーマイクが必要
・一部の機種では送受信する(した)画像を直接見られない。
※最新のモービル機FTM-500Dシリーズは bluetooth を介して、カメラ付きスピーカーマイクが無くても画像記録が可能になりました。
旧来の無線機を利用した運用:SSBモードやFMモードを活用。
メーカー問わず、アナログ無線機でもMMSSTV等のPCソフトやスマホ用アプリを入手して運用できます。但し、運用前には下記の点で準備が必要です。
1)DATA端子を持つ無線機とパソコンを繋ぎ運用する場合。
簡易な手続きが採用されましたので、特に何もすることなく運用できるようになりました。
2)DATA端子が無い無線機で運用する場合。
こちらは従来通りの工事設計書の提出を伴う変更申請(届)が必要です。
電波型式 F3F をハンディ無線機など画像通信に使いたい無線機に追加しなければなりません。
a.レベルコンバーターを介して無線機のMIC端子と付属機器(パソコンやスマホ等)のスピーカー端子をオーディオケーブルなどで結線し入力し送信する。受信はその逆でおこなう。
b.付属機器(パソコンやスマホ等)のスピーカーから出力されたトーン信号を無線機のマイクに聴かせて送信する。受信はその逆でおこなう。
この方法は簡易だが、送信時は五月蠅くなり、受信もノイズが混じり易く、綺麗な画像を求める交信には向かない。